伊都国 - 邪馬台国


伊都国(いとこく-itokoku)

伊都国

伊都国(いとこく)は、現在の福岡県糸島市から福岡市西区付近に存在したとされる倭国内の国の一つです。
『魏志倭人伝』によると末廬国(まつらこく)から陸を東南に500里進んだ所に栄えたとされ、1000余戸の家があったようです。帯方郡の使者が常に駐在する所でもありました。
また、伊都国には邪馬台国、狗奴国と同様に「王」が居たと記されています。

伊都国には大率(だいそつ)と言われる女王国に任命された派遣官が置かれ諸国を監察させていました。
大率は伊都国で政務を執り、王が洛陽や帯方郡や諸韓国に使者を派遣するときは、津(しん)と言われる水上交通上の関で、文書や賜与された物品を点検していました。

旧怡土郡付近は大化の改新以前は怡土縣(いとのあがた)が置かれていました。

主な遺跡

  • 三雲南小路遺跡
  • 井原鑓溝遺跡
  • 平原遺跡
    大型内行花文鏡

Google Map




↑ページTOPへ