不弥国 - 邪馬台国


不弥国(ふみこく-fumikoku)

不弥国

不弥国(ふみこく/不彌國)は弥生時代、3世紀に日本の九州地方に存在したと国のひとつです。
現在の福岡県糟屋郡宇美町にあったと思われ(根拠は地名のみ)、1000余の家がありました。
「魏志倭人伝」によれば、不弥国は「東へ100里行くと、不弥国に至る。」とされており奴国から「東へ100里」なのか伊都国からかは不明ですが、九州北部であったことは間違いないと思われます。
長官は多模(たも)と呼ばれ、副官は卑奴母離(ひなもり)と呼ばれた事が分かっています。

魏志倭人伝原文

東行至不彌國百里 官曰多模 副曰卑奴母離 有千餘家

主な遺跡

  • 光正寺古墳
    全長54メートルの大きな前方後円墳です。不弥国の王墓と考えらえています。
    土器も沢山出土していて、年代は3世紀中期〜後半で、年代的にも一致します。

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