武田信玄

武田信玄 年表

武田信玄は戦国時代、甲斐の国に栄えた武田氏の第十九代目当主。
上杉謙信との五度にも及ぶ「川中島の戦い」や、徳川家康との「三方原の戦い」などでとても有名です。
戦上手であることはもちろん、信玄堤などの領国経営なども行いました。

1521年	12月	1日	誕生
1536年	7月		晴信、上杉朝興の娘と一度目の結婚
			海ノ口城の戦いで初陣を果たす。 この戦いでは晴信の父「武田信虎」が一ヶ月かけて海ノ口城を攻めるが結局落城出来なかった。 しかし、息子の晴信はたった300という少ない兵力で奇襲を行い、見事攻め落としたと云われます。
1540年	2月		小荒間の戦い
1541年	6月	14日	信虎が娘婿である今川義元に会うため甲斐を出国した際を狙い追放 この謀反では信虎時代からの家臣も晴信に付く
	7月		上杉憲正が信濃佐久郡へ侵攻 諏訪頼重が独断で憲正と和睦し所領の分割 晴信、諏訪氏との同盟破棄
1542年	3月		瀬沢合戦
	6月	24日	信濃侵攻、晴信による武田軍の初出陣 6月29日に御射山に布陣 高遠頼継らと共に上原城を攻める。
	7月		桑原条攻め。 この戦いで降伏した妹、禰々の夫である諏訪頼重を東光寺にて自刃させる。
	8月		諏訪頼重、自害
			桑原城の残党征伐
1543年	正月		山本勘助、家臣になる
	2月		妹、ねね死去
	9月		長窪城攻め。
			相木昌朝、大井貞隆を裏切る
1545年	4月		高遠頼継の高遠城に侵攻。
	6月		藤沢頼親の福与城に侵攻。
			勝頼誕生
1546年	5月	3日	大井貞清の内山城に侵攻。 大井貞清は降伏して武田氏に臣従
			1546〜1548年　真田幸隆　武田家臣
1547年	6月	1日	甲州法度之次第
	8月	6日	小田井原の戦い 上杉・笠原連合軍に大勝
	8月	17日	信濃志賀城攻略 城外に3000人の首をさらして降伏させる
1548年	3月		上田原の戦い 村上義清に敗れ、板垣・甘利が討死
	4月		小笠原長時が諏訪に侵攻
	7月		塩尻峠の戦い。 小笠原軍を撃破
1549年
1550年	7月		小笠原長時の林城に侵攻。一夜にて落城。 小笠原長時は村上義清のもとへ敗走。
	9月	9日	村上義清の砥石城に侵攻。 この戦いは晴信の完敗で、砥石崩れと呼ばれる。 この後、力攻めから調略戦へと切り替える
1551年	5月		真田幸隆の裏工作で砥石城落城
			真田頼綱が関与？
1552年	5月	30日	母、大井夫人死去
	8月		小岩嶽城（こいわたけじょう）に侵攻 城主、古厩盛兼が自刃
	8月	16日	高遠頼継自害
	11月		嫡男の義信が今川義元の娘と結婚
1553年			三男夭折
	4月		村上義清が葛尾城を放棄して、長尾景虎（後の上杉謙信）に救援
	8月	5日	塩田城の戦い。村上義清、景虎のもとへ逃亡
	9月		第一次川中島の戦い
1554年			甲相駿三国同盟
			木曽義康 降伏
			下伊那侵攻
	12月		晴信の長女、北条氏政に嫁ぐ
1555年			木曽攻略。木曽氏が武田に臣従。 その後、木曽義康より福島城が築城されたと云われる。
			荒神山城に侵攻
	3月〜10月		第二次川中島の戦い
1559年			出家し信玄に改名

信玄のライバルたち

• 平賀玄信
  1536年の晴信の初陣「海ノ口城の戦い」で激突。
  1536年死没　討死
• 諏訪頼重
  晴信の妹の夫。しかし、父の信虎追放後に関係が悪化する。
  信濃侵攻の際、上原城・桑原条で激突。
  1542年死没　自刃
• 高遠頼継
  高遠城にて激突。
  1552年死没　自刃？
• 藤沢頼親
  福与城にて激突。
  1582年死没　家康に責められ自刃
• 大井貞隆
  長窪城で激突。 相木昌朝、らの調略により晴信の勝利。
  1543年死没　自刃
• 小笠原長時
  1548年に武田領である諏訪に侵攻してくるが、1550年に晴信の反撃により撃退。
  1583年死没　病死
• 村上義清
  上田原、砥石城の戦いで二度も晴信を破る。
  その後、調略戦術を習得した晴信に敗北。
  1573年死没　病死
• 上杉輝虎
  五度に及ぶ川中島の戦いを繰り広げるが最後まで決着がつかなかった信玄最大の好敵手。
  信玄の死後、手取り川の戦いでは、織田信長を完膚無きに叩きのめすも、直後に病死する。
  1578年死没　病死

武田家臣団

• 板垣信方1548年
  討死
• 甘利虎奏1548年討死
• 小山田信有1552年死去
• 山本勘助1561年討死
• 飯富虎昌1565年自刃
• 相木昌朝1567年死去
• 真田幸隆1574年病死
• 教来石景政　馬場信春1575年討死
• 春日源五郎1578年
• 原虎胤1564年病死
• 河原村伝兵衛